

【 マルチクライアント調査/リサーチ共同発注 】
マルチクライアント調査とは
マルチクライアント調査とは、特定分野に共通するテーマに焦点を当て、参画者を事前に募集して調査を実施するプロジェクト形式の市場調査のことを指します。複数の参画者 (マルチクライアント) が共同出資する形で一つの調査が実施される方式を取ることにより、1社あたりの調査費用を節約することができます。
マルチクライアント調査においては、第三者機関が共同参画者を募集し、参加企業に共通する情報ニーズを集約した調査設計を実現することで、各社の負担コストを軽減 (分散) する以上に、似通った内容の市場調査を各社が個別に実施せずに済むように、社会的な効率性の向上を図ると共に、「業界全体の発展~国力向上のための基礎調査&研究プロジェクト」 といった観点からの意味合いを持たせることも可能です。
従来型の "スポンサー募集型の調査&研究プロジェクト" としての役割の一端を担うだけでなく、"オンデマンドによる市場調査の共同発注" "委託調査のソーシャル・シェア" といった社会的・経済的な効率性を兼ね備えています。
マルチクライアント調査に向いている調査内容の例
マルチクライアント調査の性質上、特定市場/特定業界向けにテーマや焦点を明確に絞り込んだ内容になることが大半です。
例1 : 新興市場・新たな産業分野や新技術の業界動向~将来展望・市場予測
例2 : ニッチな市場/分野に関する基礎調査データの整備、業界動向・消費者動向
例3 : 各業界/商品分野における業界標準データの整備、客観的な視点からの分析
マルチクライアント調査を活用するメリット
調査費用が複数の参画者に分割されることで、同規模の調査を単独で実施する場合に比べて、コストを安価に抑えることができます。その一方で、参加企業に共通する関連分野の情報 (調査) ニーズが集約されるため、より充実した内容の調査結果を得ることができます。(調査結果は参加企業間で共有する形となります)
マルチクライアント調査の流れ
1. 市場性の高い領域からテーマを選定して調査企画を開始します。
2. 関連業界を含め、想定される情報ニーズを集約して調査設計を進めます。
3. 調査企画書を当該業界の主要企業などにご提案し、参画者を募集します。
4. 募集期間を設け、一定数の参画者を公募します。
5. 調査内容の最終確定後、調査を実施します。
6. 調査結果・研究成果を参画者各位にご提供します。
マルチクライアント調査ご活用時の注意点/よくあるご質問
独自の質問項目を追加することはできますか?
独自の質問項目を追加することはできますか?
マルチクライアント調査では、共同参画者に共通する情報ニーズを集約した調査設計を基本型として、共同調査によるコスト分散を実現しております。独自の質問項目が必要な場合は、個別の追加調査として承らせていただく形となります。個別にご相談ください。
所定のフォーマットで納品物を作成してもらえますか?
指定 (独自) のフォーマットで納品物を作成してもらえますか?
標準サービス内での納品物フォーマットについては定型 (共通) の仕様となります。
* 分析の仕様&アウトプットのフォーマットなどカスタマイズも可能です。その仕様に応じて、オプショナルサービス (別途料金) として承らせていただきます。
{relatednews}
Hot Topics
Now Boarding★相乗り募集!
マルチクライアント調査
特定分野に共通するテーマに焦点を当て、参画者を事前に募集し、市場調査を実施するプロジェクト形式のマルチクライアント調査サービスのご提供を開始いたします。
複数の参画者からの共同出資 (共同発注/共同購入) により調査プロジェクトを実現させると共に、調査作業工数の効率化を図ることで、個々の委託調査と比べた場合の1社あたりコスト負担の軽減も可能になります。