

はじめに~リサーチに不可欠な5つの要素とは?
これまでに、こんなことを感じたことはありませんか?
これまでに、アンケート調査を始めとした市場調査関連サービスのご利用経験がある方なら、おおよその流れや料金体系はご存知かと思います。その中で例えば、以下のようなことを感じたことはありませんか?
そもそも市場調査をする必要性?
コストをかけて市場調査を実施する必要性がそもそもあるのか、また、その妥当性といった観点から相談できる相手が欲しい。
市場調査で収集&分析する必要がある情報やデータは、その目的やビジネスのステージに応じて異なります。また、コストを軽減できる代替策で済む場合もありますし、そのための各種ツールも取り揃えています。サービスをご提案差し上げる前に、セカンドオピニオンの立ち居地で診断&サポートいたします。
調査に必要な要件?前提事項の診断
目的の確認や最適な手段の選択、必要な調査要件の定義といった前提事項から相談に乗って欲しい
経営戦略/マーケティング戦略上、中長期的に効果を得るためのゴールの再確認、課題の抽出と焦点の絞り込み、かつ効率性&スピードを重視した最適な手段なども含め、中立で公平な立場から診断&サポートいたします。
すぐに役立つ効果的なリサーチ結果を得るには?
リサーチ結果を経営上の課題解決や意思決定など実践時に役立つ効果的なものにするには? (以前の機会にはあまり効果を得られなかった...)
リサーチの成功如何は、事前の企画 (準備) 段階でほぼ決まると言っても過言ではありません。戦略~戦術の視点から調査目的に落とし込むと共に、調査・分析後のアクションや先の視野をあらかじめ見据える形で、成功するために不可欠な要点を導き出します。
調査結果から取るべき具体的なアクション?
調査結果を踏まえた具体的なアクションはサポートしてくれないの?
経営の現場視点に立ち、入口から出口まで一貫してサポートいたします。市場調査は目的ではなく、あくまで手段としての1ツール (入口) です。即座にアクションにつなげて行くためには、企画段階であらかじめ取るべきアクションを想定しておく必要があります。また、調査結果から得た知見をPDCAサイクルに載せるシナリオ作りや、そのプロセスの効率化も重要な要素の1つとなります。
心理的な洞察や可能性を秘めたアイディアの探索は可能?
定型的なデータ分析や事実ベースのレポートだけでなく、背景に見え隠れする心理を洞察したり、可能性を秘めたアイディアも探索したいのですが...
可能です。但し、主観的な洞察や探索された可能性は 「仮説」 の領域にあり、検証しながら戦略レベルに昇華する必要があります。その手段にはアンケート調査や定量的な分析以外に、さまざまな方法があります。目的/用途の掛け違えや解釈の歪曲などによる情報&データの一人歩きを回避すべく、外部の中立的な視点でPDCAサイクルのフロー作りからお手伝いいたします。
低予算ではあるものの、ちょっとしたアドバイスが欲しい...
現状は低予算につき、戦略レベルでの提言までは求めていません...専門家の視点からちょっとしたアドバイスだけでもあると安心なのですが...
お客様のご予算に応じる形で、部分的なご依頼も承っております。(例 : アンケートの質問の仕方、調査票の全体構成、市場データ分析の方法) ご相談可能な範囲で、効率的な手段や最適な方法をご提案差し上げます。
PLANiDEA リサーチ サービスの特徴
[PLANiDEA リサーチ] では、データに基づく戦略的なアプローチと、徹底した消費者・顧客目線でのコミュニケーション戦略をベースにマーケティングサービスをご提供しています。
PLANiDEA リサーチでは、マーケティング課題の解決に向け、課題の掘り下げ、仮説の抽出・検証とアクションベースでの具体化といった効率的な PDCAサイクル実践のプロセス構築の他、課題解決に向けて必要なデータとノウハウを集積していく仕掛けなどの周辺事項も含め、企業のマーケティング活動 の 「最適化」 と 「見える化」 を具体化するプランをご提案しています。
- 経営に必要なマーケティングデータの整備とマーケティング活動支援
[keyword] 戦略的マーケティング意思決定, マーケティング課題解決, PDCAサイクル, データドリブン・マーケティング, セカンドオピニオン...
- 消費者・顧客目線での判断・意思決定支援とコミュニケーションの仕掛け作り
[keyword] マーケットイン/マーケットアウト, 消費者インサイト, パブリック・コミュニケーション, ブランディング, STP...
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ITを有効活用してスピード&効率アップ、コストも圧縮して費用対効果を最大限に!
[keyword] オンライン・コミュニケーション, データ解析, ウェブシステム企画開発...
マーケティングリサーチ業務に求められる5つの資質
マーケティングリサーチに必要な主要素 (スキル) として、下記の5つを挙げることができます。
- データ分析の技術&計数感覚 : 多くのマーケティングデータを取り扱う上で、綿密なデータ分析のスキルが必須であることは言うまでもありません。また、データ分析といっても、単なるデータ処理能力(定量的なもの)だけでなく、計数感覚(定性的なもの)が養われていることも求められます。なぜなら、特定の数値に対する違和感や気付きがきっかけとなって、有効なアクションにつながるといったことが少なからずあるためです。
- 経営視点からの全体俯瞰とマーケティング戦略論に基づく知恵 : 各事業や製品・サービスごとの戦術レベルで個別最適化を図ると同時に、市場外部環境の動向>当該市場全体の動向>自社&競合のポジショニング>自社経営戦略の全体像、それぞれの俯瞰的な視野から全体最適化につなげる視点は欠かせません。マーケティング戦略論を体系的に理解した上でのアクションプランこそが、企業に利益をもたらします。また、特定業界の専門知識に長けていることと第三者的な立ち居地からの客観的・中立的な観点も重要な要素の一つとなります。
- 顧客・消費者を読み解く心理学的スキル : BtoCの場合は消費者行動の裏にある消費者心理の洞察、BtoBの場合には業界全体の動向とそこから影響を受ける顧客心理の理解、これらなくして、効果的なリサーチ結果を得ることも有効なアクションにつなげることもできません。見落とされがちな要素ながら、マーケティング活動 及び リサーチにおいて、心理学的なスキルとコミュニケーション能力はかなり重要なエッセンスです。
- インターネットテクノロジーの理解とトレンドを先読みするスキル : マーケティングリサーチにおいても、インターネットテクノロジーの活用を軽視することはできません。オフラインの調査手法であっても作業効率の向上やコスト削減のために、また、オンライン手法であればなおのこと、調査用途に限らない全般的な範囲で最新の潮流・各テクノロジーの特徴・今後の展望を見定めると共に、さまざまなツールの機能の理解と適切なツールを迅速に取捨選択するための判断基準、時には代替策を考察するためのスキルも求められます。*1
- シナリオプランニングの資質 : 他の様々なビジネスプロジェクトと同様、リサーチにおいても、各局面と全体像の双方を最適化し、ストーリーとして語らせるシナリオプランが大切です。[1.事前準備~企画段階]リサーチ結果=アウトプットの活用方法まで見据えた全体シナリオの構築と調査票など具体的なストーリー作りへの落とし込み ≫ [2.調査段階]戦略や戦術に組み込むべき本来の目的からブレることなく、調査対象とコミュニケーションを取るシナリオの実践 ≫ [3.レポーティング段階]現場がアクションにつなげやすいようにデータとファクトに基づきリサーチ結果を語らせるストーリー化、新たに得た知見や参考情報の組み込みなども含め、レポートのまとめには、出版でいうところの「編集」のスキルが欠かせません。
マーケティングリサーチを外注する場合、委託先におけるこれら5つの資質は、見積書では表層化しないため、委託先の選定段階で判断することはほぼ不可能です。サービス案内から垣間見たり営業担当者に探りを入れるくらいでしか対処のしようがないでしょう。ところが現実的に、市場調査会社自体もスタッフのスキル不足に頭を悩ませているのが実情で、市場調査会社が「当面の経営上の問題点」と認識している項目のうち、[コンサルティング力不足 : 32%] [社員の調査スキル不足 : 32%] [中堅リサーチャー不足 : 60%] [IT化に伴うスキル、人材不足 : 28%] と公表されています。いずれの項目においても、その比率がこの5年ほど継続して上昇の一途にあるのです。*2
*1 オンラインツールを提供するサービスは、一見[4]を兼ね備えているように見える場合もありますが、ここでは、ネットメディア、オンラインコミュニティなどのネットマーケティングの要素と、オンラインシステム開発、ウェブサイト開発といったネットテクノロジーの要素を全般的に含んでいます。
*2 一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会 経営業務統計実態調査 (2015年7月発表)
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特定分野に共通するテーマに焦点を当て、参画者を事前に募集し、市場調査を実施するプロジェクト形式のマルチクライアント調査サービスのご提供を開始いたします。
複数の参画者からの共同出資 (共同発注/共同購入) により調査プロジェクトを実現させると共に、調査作業工数の効率化を図ることで、個々の委託調査と比べた場合の1社あたりコスト負担の軽減も可能になります。