

【 クチコミ分析/ソーシャルリスニング(傾聴) 】
ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニング とは、ブログやソーシャルネットワークといったオンライン上のソーシャルメディアで、一般生活者が日々自然体で発信している (語ったりつぶやいたりしている) 内容を収集して調査・分析することにより、市場動向の把握やトレンドの予測、ブランドや商品に対する評価・評判など、経営課題やマーケティングに活用しようとする取り組みのことを指します。
一般生活者の、より自然体な本音を傾聴して探索的に情報収集したい
日常生活の中から自然に発せられる消費者の声をモニタリングしたい
プロモーション効果について、自然発生的な反響から検証したい
お客様窓口には届きにくいポジティブな反応を把握したい
お客様の不満が顕在化する前にリスクヘッジしておく必要がある
アンケート調査やグループインタビューといった調査手法においては、具体的な調査の目的と調査設計に基づき、質問内容をあからじめ明確に定めます。検証すべき仮説が明確な場合や、経営課題における選択と集中あるいは優先順位付けの判断といった意思決定時 (思考収束に向けたステージ) において、調査結果を活用することで効果を得やすくなります。
一方、探索的な情報収集、一般生活者の深層心理・潜在ニーズや背景を探りたい場合 (思考発散のステージ) においては、質問形式で回答を得るよりも、消費者/一般社会の日常生活の中から自然に出てきた声 (ソーシャルメディアに書き込まれた情報) を傾聴する=ソーシャルリスニングが有効な場合があります。
従来型の調査手法では、問いかける形を前提としているため、質問内容があからじめ決められることや、回答する 「時間」 や 「場所」 の制約を受けやすいこと、回答者によっては意識的・無意識に関わらず体裁を気にして模範的な回答をするといった影響を受ける可能性もあります。
質問された時点ではすぐに思いつかなかった/思い出せなかったこと、「あえて言うほどのことでもないかな...」 「説明しにくいなぁ...」 と飲み込んでしまったこと、それらの回答を得ることができなければ、深層心理に潜む可能性も拾い上げることは困難になります。
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